この記事の対象ハンディキャップ
HD∔3 0 5 10 15 20 25 30 HD -36
よく言われる、難しいアイアンや簡単なアイアンということば。
いったい何が違うの?そして、自分には何が合っているの?
そんな疑問を解決して、更なるスコアアップを望む人のための記事です。
前回、答えは、「難しいアイアンはプロにとっては簡単なアイアンだからだ」と
書いたが、今回はその解説をする。
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簡単なアイアンは、簡単にボールが上がってボールが飛ぶ。
つまり、打ち出し角は高く、スピン量は少ないという、よく言う棒球になるアイアンである。
このアイアンは、まずスピン量が少ないので、グリーン上で狙ったところに止めにくい。
また、飛んじゃったり飛ばなかったりと飛距離の誤差が大きい。
しかし、芯を外しても結構飛ぶ。トップしても結構、ボールが上がってくれる。
飛距離が出るので、ドライバーが200ヤードちょっとのプレーヤーでも、
しっかりと高い球で飛ばしていける。
この簡単なアイアンをプロが使うとどうなるか?
上がりやすいアイアンなので、ドライバーが270ヤード飛ぶプレーヤーが使うと、
高く上がりすぎて、落下地点がぶれてくる。
1ヤード刻みで狙っているのに対して、思ったよりアイアンが5ヤード飛んだり、
飛びすぎるのを警戒して4ヤード飛ばなかったり、縦の距離が合わない。
そこで登場するのが、難しいアイアンである。
難しいアイアンをプロが使うと、しっかりとスピンが利くので、飛距離は出ないが
グリーン上で狙ったところに止められる。しっかりと思った通りの飛距離で、
飛びすぎることもなく、飛ばなすぎることもない。
つまり、プロにとっては簡単なアイアンになるのである。
これを、ヘッドスピード36ほどのドライバーが200ヤードちょっとのプレーヤーが使うと、
ヘッドスピードが足らなく、ボールが上がらず、スピンもかかっていない。
結果、飛距離も出ないしボールも止まらない。芯を外すと極端に距離が落ちて、
思ったより飛ばない。トップするとボールが上がらずに、ミスになる。
つまり、このプレーヤーにとっては、難しいアイアンである。
簡単に説明すると以上のようになる。
次回は、操作性という観点もいれて、補足解説をすることにしよう!