疑問解決

難しいアイアン?簡単なアイアン?自分にはどれが合うの?2/3

この記事の対象ハンディキャップ

HD∔3    0      5     10     15     20     25     30      HD -36

よく言われる、難しいアイアンや簡単なアイアンということば。
いったい何が違うの?そして、自分には何が合っているの?
そんな疑問を解決して、更なるスコアアップを望む人のための記事です。

前回、答えは、「難しいアイアンはプロにとっては簡単なアイアンだからだ」と
書いたが、今回はその解説をする。
→クリックすると前回の記事に飛びます

簡単なアイアンは、簡単にボールが上がってボールが飛ぶ。
つまり、打ち出し角は高く、スピン量は少ないという、よく言う棒球になるアイアンである。

このアイアンは、まずスピン量が少ないので、グリーン上で狙ったところに止めにくい。
また、飛んじゃったり飛ばなかったりと飛距離の誤差が大きい。

しかし、芯を外しても結構飛ぶ。トップしても結構、ボールが上がってくれる。
飛距離が出るので、ドライバーが200ヤードちょっとのプレーヤーでも、
しっかりと高い球で飛ばしていける。

この簡単なアイアンをプロが使うとどうなるか?
上がりやすいアイアンなので、ドライバーが270ヤード飛ぶプレーヤーが使うと、
高く上がりすぎて、落下地点がぶれてくる。
1ヤード刻みで狙っているのに対して、思ったよりアイアンが5ヤード飛んだり、
飛びすぎるのを警戒して4ヤード飛ばなかったり、縦の距離が合わない。

そこで登場するのが、難しいアイアンである。

難しいアイアンをプロが使うと、しっかりとスピンが利くので、飛距離は出ないが
グリーン上で狙ったところに止められる。しっかりと思った通りの飛距離で、
飛びすぎることもなく、飛ばなすぎることもない。

つまり、プロにとっては簡単なアイアンになるのである。

これを、ヘッドスピード36ほどのドライバーが200ヤードちょっとのプレーヤーが使うと、
ヘッドスピードが足らなく、ボールが上がらず、スピンもかかっていない。
結果、飛距離も出ないしボールも止まらない。芯を外すと極端に距離が落ちて、
思ったより飛ばない。トップするとボールが上がらずに、ミスになる。

つまり、このプレーヤーにとっては、難しいアイアンである。

簡単に説明すると以上のようになる。
次回は、操作性という観点もいれて、補足解説をすることにしよう!

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